初めての山登り

登山

数年前から人との接触に注意が促されるようになって始めたことがあります。

それが登山です。

それまでの私は、登山???絶対無理!

虫とかいろいろ居そうだし、しんどいだけじゃん!と・・・

昔?山ガールという言葉が出た時も自分には一生無縁だと思っていました。

一人で家にいる時間が多くなり、運動不足も重なり、精神的にもこのままだとよくないなぁと感じた時に山がいいという言葉に出会い、ふと、行ってみる?となりました。

ほんと、人生何があるかわからないものです(笑)

まぁ、何事にも慎重すぎる私が最初にしたことが、近所の山のリサーチ。

一応都会という場所に住んでいるので、
近所といってもすぐそこに山があるわけでもありません。

結局、山の選定に悩んでいることを親友に話したことがきっかけで、

教えてもらった家から小一時間ほどの初心者向けの山に決めました。

その時、一人で行こうとしている私に親友は、

『登る日の朝と下山後に連絡を入れて』と言ったのです。

いわゆる、安否確認です。

いくら初心者の山だといっても、一人は心配だと。

なので必ず連絡を入れてほしいと。本当に有難い言葉です。

年に数回しか会えない私のことをそこまで心配してくれるなんて。

行動力のある彼女にはいつも力を貰っています。

今でもいろんなことを学ばせてもらってます。

時には優しく、時にははっきりと言ってくれる彼女はかけがえのない存在であり、

40年以上もこんな私と親友で居続けてくれることに感謝しかありません。

次に調べたのが登山グッズ

まずは形から(笑)

登山靴・登山リュック・帽子

ハードルが高かったのが登山靴。

ネットで初心者にいいものを調べてみるけど、でもやはり実物を履いてみたい。

人生初の山グッズ専門店へ

半世紀以上生きてきてもまだまだ人生初に出会います(笑)

山のプロに丁寧に接客頂き、初心者向けだけど、富士山でも大丈夫と勧められた
それほど高額ではない普通の?登山靴をゲット。

この時私が言った言葉は
『一回行ってみて、もう無理ってなるかもしれないですからね』(笑)

未知の世界に飛び込む訳なので、
本当に一回履いて下駄箱に眠るかもなぁと思いました。

その後、月一回の登山が継続されるとは思いもよらないことでした。

都会に住んでいると絶対に感じることができないあの空間は癒されます。

初めて行った時のあのガンガンに感じるマイナスイオンせせらぎの音は忘れることが出来ません。

身体が、心がすっきりと洗い流される感じです。