留袖を着る為の準備は大変ですが嬉しく思います。

生活

今月の娘の結婚式に向けて、準備を進めています。

といっても、娘はしっかりと独り立ち、親離れしていますので、何か手伝って欲しいと連絡が来るわけでもなく、親として当日に出席さえすればいいだけです。

頼もしいような、寂しいような・・・でもこれもすべて私が育てた結果ですので受け入れてます。

自分自身の準備だけですが、以前にも書き記しましたが、留袖を着るにあたっては色々準備が必要です。

物の準備は揃いましたが、事前に一つ自分で作業することがありました。

「半衿を縫い付ける」ことです。

多分、20年以上前に着た時は自分で縫った記憶がないので、母が縫い付けてくれたのかと。

まず、縫い付けるものはどれがいいのか?家にもありましたが、たまたま百貨店で和装売り場の前を通りかかった時に聞いてみました。

わたし
わたし

娘の結婚式で着る時の留袖の半衿はどういったものですか?

店員
店員

「正絹」の無地になります。

わたし
わたし

刺繍が入ってるものはいけないでしょうか?

店員
店員

無地ですね。一番格式が高いとされています。

家にあったのは刺繍入りで、多分前に来た時はこれを付けたのだと思います。

その後、ネットでも調べてみましたが、刺繍のものでも大丈夫そうでした。

しかし、今回は娘の親という立場で、私一人なので、娘に恥をかかせるわけにはいきませんので、「正絹」のもので500匁を購入しました。


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さて、縫い付ける作業は初めての試みですので、まずはyoutubeで調べました。
ほんと、便利な時代です。大変助かります。

いくつか上げられている動画を見て、裁縫セットとアイロンを準備しました。

動画では「30分くらいで出来ます~」と言われてましたが、
2時間かかりました(笑)

裁縫も得意ではないですし、針に糸を通す作業一つ時間がかかります(笑)

悪戦苦闘の末、何とか出来ました。

後は着物に必要な備品の確認とアイロン作業も併せて行いました。

今はレンタルの方が全て一式準備してくれるので楽なのかもしれません。

でも、私は母が私の為に揃えてくれ、普段の生活では触れることがないことを体験出来たことを嬉しく思います。

確かに大変ではありましたが(笑)

こうして色々と考える機会と経験が出来たことは母に、娘に感謝です。